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ラナンキュラス

2015年11月 1日 (日)

今年のラナンキュラス

かなり投稿をサボってました。
仕事柄あちこち出掛けることが多いのですが、このブログを見ていただいている話をいただき、ちょっと反省>_<

スマホの機種を変えてから、データの移動をできずにちょっと休んでました。

さて、今年の栽培もすでにスタートしており、いろいろと作業に追いかけられているところです。

各種品目ありますが、今日はラナンキュラス。

球根と実生の大きく二つ。
実生は生育スピードがあがるようにちょっと工夫しています。



これは10月4日播きの今の状態。
ちょっとだけ早いでしょう?
これからどうなるか楽しみです。

あとはいつもどおりの球根から。




そして、以前、草野さんからいただいたラックス。
近いうちに宮崎の園芸シーンを一変させる、恐ろしいくらいのポテンシャルを持ったラナンです。



最後は今年初披露の品種群。
みやざきの産地は綾園芸さんと強力に連携し、産地化をはかっていますが、それにちょっとだけエッセンスを加えるために新しい系統も導入します。


そんなこんなで今年もやっていきます〜
今日は遅れ気味のハウスの定植準備に集中します〜(ー ー;)

2014年12月 8日 (月)

祝‼ 綾園芸 内閣総理大臣賞受賞

今月の3日、綾園芸さんが農林水産祭において内閣総理大臣賞を受賞されたことを記念し、綾町主催の祝賀会が開催されました。


平成2年に綾町で営農を開始してからこれまで、さまざまな困難を乗り越えての今。
内閣総理大臣賞受賞はこれまでの草野さんのラナンキュラスの育種を核にした経営、みやざきでの産地づくりをはじめとする地域振興等が評価されたものです。

これまでの功績をあげればキリがありませんが、花弁の光沢がなんとも言えないラックスシリーズは種間交雑で生み出された、ここにしかない素晴らしい成果です。

現在もとどまる事のない草野さんの育種。
次の展開も期待されます。


祝賀会では草野さんから御挨拶をいただきました。

いつも冷静で、決しておごることなく、謙虚で紳士な草野さん。
この日もいつもと変わらず、これまでの取り組みとこれからについてお話いただきました。
草野さんのラナンキュラスとの歩みは何度聞いても感動がこみ上げます。



実は宮崎県の園芸部門で内閣総理大臣賞を受賞するのは、今回の草野さんの受賞が初めて。
まさに快挙です。 素晴らし〜い〜。




これまで草野さんは、みやざきに多くのものを与えてくださいました。
この恩に報いるためにも、みやざきのラナンキュラスをもっと発展させ、草野さんの本当のパートナーになりたいと思います。

2013年4月26日 (金)

ラナンキュラス満開!

この時期、みやざきでは道端にラナンキュラスが満開です。

ラナンキュラスと言ってもこの花

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ウマノアシガタという野草です。
アルカロイドが含まれ、牛が食べると中毒を起こす恐れがあるため、畜産関係の方々からすると厄介者。

この野草の学名はRanunculus japonicus
そうラナンキュラスです。ほぼ日本全国に分布し、日本原産を意味する学名を持ちます。

花弁の独特の光沢がなんとも言えませんね。

日本人にいちばん身近なラナンキュラスです。

2013年1月10日 (木)

見えないところでは

ラナンキュラスの実生苗
三枚目の本葉が展開した頃には、真ん中の太い根に加え、細かい根がどんどん増え始めます。

この頃から地上部の生育量かグンとますのは、見えないところで、大きな変化が起こっているのです。

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2012年11月14日 (水)

匠のことば

ラナンキュラス栽培の匠のことば

『自分たちは、花屋さん、消費者に夢を売る仕事をしている。
いろいろあるだろうが、今までマイナス思考で花をつくったことはない。
嘆かわしいことを言っては花に失礼、草野さんにも失礼だ。

やるべきことをしっかりやっていけば、必ず評価してもらえる。

ラナンキュラスが大好きだ。』


匠の花作りに取り組む姿勢、実際の仕事。
ただただ尊敬。

こういう方に応えられる仕事をしなければと改めて思いました。

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ちほの萌、もうすぐ出荷です。

2012年11月11日 (日)

栄養系?種子系?どっちがいい?

ラナンキュラスは自家不和合性という機能をもち、他殖により遺伝的多様性を維持することで種の維持を図る戦略をとっています。

これは自然界の話ですね。


人は園芸的な多様性を求めて交配により人工的な交雑を発生させ、選抜を行い、新たな特性をもった品種を作り出します。

現在流通しているラナンキュラスの品種はそのほとんどが、組織培養を経た栄養系品種です。
自家不和合性の植物は、自殖する割合が低く、遺伝的に固定することが難しく、固定を図ろうとすると、生育が減退する自殖弱勢の現象がでてきます。

栄養系であれば、たった一個体でも優れたものを見つけられれば組織培養で大量に増殖でき、短期で品種化まで辿り着けます。


いいことづくめ栄養系ですが、問題は種苗コストが高いこと、病気を引きずること、産地拡大に時間を要することです。

これらの問題を解決するにはいくつかの方法があり、その一つに種子系の品種の活用があります。

栄養系の品種にある多様な花色、形状をすべて再現するのは難しいですが、ベースの花色は作出できるので、取り組む意義はあります。

日本一になったみやざきのラナンキュラスですが、品質、量ともにほんとの日本一になれるよう育種面も含め様々なチャレンジが必要です。

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左は新たな形質を付与するための交雑を行った実生
右は親育成のために固定をはかっている実生

雑種は発芽もその後の生育も違いますね〜

2012年11月 5日 (月)

ラナンの不思議

ラナンキュラスの球根が萌芽した際に出てくる部分は普通の葉の形ではなく、尖った形をしています。
地下部にある球根から地上部に出る際に、土中を掻き分け地上にでるためです。

この部分が地上にでると、その中から普通の形状をした葉が出てきます。

環境に適応した機能であるというだけなのですけどね。

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お待たせ〜
本葉がこんにちは。

2012年10月30日 (火)

ラナン、続々と発芽中

今月中旬に播種したラナンキュラス実生の発芽が始まりました。
ラナンキュラスは種子の発芽適温が15〜20℃で少しでも高いと発芽しないため、冷蔵施設がない場合は10月に入っての播種になります。

今年もいろいろ播種したので、今から開花期がとても楽しみです。

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子葉展開中。雑草も混じってますが…

2012年10月 9日 (火)

ラナン、まだ冷蔵中です

今年のラナンキュラス。
現在、冷蔵中です。

慣行であれば、中山間地の高標高地域が9月末から10月初旬、中間地で10月15日、平坦地で10月20日くらいに定植します。

我がほ場の立地は平坦地なので10月20日が基準ですが、いろいろ確かめたいことやその他諸事情から10月下旬に入ってから定植する予定です。

今年は昨年に増してバラエティーが多すぎるくらいの騒がしいほ場になりそうで今から楽しみです。

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2012年7月29日 (日)

ラナンキュラスが一般家庭の花壇であまり見られない訳

冬春の切り花として今や欠かせない存在となったラナンキュラス。
日本一のみやざきでは今期の生産に向けた球根の冷蔵が来月にはスタートします。


そんなラナンキュラス、ホームセンターでは球根が販売され、一般消費者が購入している姿を目にします。

でも、ラナンキュラスが咲き誇る花壇をあんまり見たことがありません。

これはラナンキュラスの持つ生き残りのための機能が逆にマイナスになってしまうからです。


ラナンキュラスの原産地は地中海の東部、雨季と乾季がはっきりとした気候で、ラナンキュラスは激しい乾季をしのぐため、カラカラに乾いた球根でも生存できるような機能をもっています。

そんなラナンキュラスを栽培する際には、球根に水分を与え、もとの状態に戻します。
この時に気温が高いと球根が一気に給水し、急激に膨らむ際に細胞にキズが入り、腐敗してしまうのです。

一般消費者はそうとも知らずまだ、気温が高い時期から花壇に植えつけ、水をたっぷり与え、まだ芽が出ないとさらに水を与え、腐敗が進むのです…。


一般家庭の花壇でラナンキュラスを咲かせるには、まずは苗、しかも実生苗を植え付けると良いでしょう。
それから、ガーデニング上級者のために球根の給水方法を一般化することが必要でしょう。

暖地であれば、春だけでなく、冬花壇を彩ることも可能です。

情報をしっかり提供し、特殊な技術の汎用化を図ることが必要です。


今年はラナンキュラスの花壇を作ってみます。

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掘り上げて、洗ったばかりの球根はこんなにぷっくりしてますが、

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天日で完全に乾燥させると、こんなに小っちゃくなるのです。
この状態でも枯れてはいないのですよ。


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