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育種

2016年2月11日 (木)

カタチではなく色で

ずいぶん前からやってる切り花パンジー。
群馬のみやび花園をはじめ、ここ数年注目されてますね。

フリルの大輪を中心に需要が高まっています。


自分のラインナップに当然フリルはありますが、ちょっと違った路線はど〜かな〜?と考えています。


軽いウェーブで中輪でパステル。


反応はイマイチ…。


もう少し追求してみたいと思います。




こんなフリフリもありますが…。




こんなのどうかなぁ?


どなたかに試してもらおう〜(^^)

2013年4月 4日 (木)

育種の方向性、示すは大枠

新しい品種を生み出す育種の仕事。

 
どんなに早くても市場にそれなりの量が安定して出荷されるには
最初の交配から4年はかかる。
ほんとに簡単な手法でできた場合の話。
 
種子系で丁寧にF1品種を作れば10年。
 
 
こんな年数をかけながら成果を出していく仕事においては
マーケットインの考え方では通用しません。
 
通用しないというより、詳細な嗜好は反映しにくいのです。
 
 
とは言ってもトレンドのほんとの大枠を外す訳にもいかないので
方向性は大きくでも持っている必要はあるでしょう。
 
 
組織的に育種を行う場合も組織のリーダーが育種の大枠の方向性を示し、
ブリーダーがその中で自分のセンスを信じて仕事にチャレンジする。
そんな体制が必要でしょう。
 
植物は生き物。
育種の過程で思わぬ変化を見せてくれます。
 
そんなの確信をもった方向性なんかじゃありません。
教科書通り、計画通り進むとも限りません。
 
すべてが予想通りにいかないから育種はおもしろいのです。
 
変化途中の花々
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思わぬ変化。商品性はあるのでしょうか?
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 切れ込みが増えてきました。だから??
 
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 八重に近づくと不稔性が増してきます。
 
 ピンぼけばかりですみません。

2012年10月 4日 (木)

貴重な遺伝子源

みやざきのスイートピー産地の発展を支えてきたものの一つに生産者による品種育成があります。

スイートピーの栽培が始まった当時は、アメリカの広大な採種地で収穫された輸入種子で栽培が行われていました。

厳密な管理で収穫されていない種子は、混ざりが多く、生産者のほ場では予定していない色の花が咲くことがありました。

その個体を自家採種しながらバラエティを増やしていき産地オリジナルの品種ができていったのです。

その後は生産者自ら交配を行い、新たな品種を作る取り組みも行われ、現在の多様性を確立したのです。

そんな産地オリジナルや生産者オリジナル品種の中には非常に有用な特性を持ちながらいろいろな理由により、作付けされなくなるものがあります。

今回、そんな品種の一つが生産者の好意により農試に提供されることになりました。


開花が進んでも萎れにくい特性を持ちながら、輪数が少ない欠点があるこの品種。
農試で遺伝子源として利用され、日持ちの良い品種の育成に役立つことでしょう。

地域の貴重な遺伝子源をただ眠らせるのはもったいないです。


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2010年6月29日 (火)

育苗スタート

今期の育苗が6月25日からスタートしました。

いろいろ検討した結果、一部を県外に委託しました。

 

宮崎では夜冷育苗等を必要としない育苗方法の開発のため

今週播種予定です。

 

今年は恐らく想定外の問題がでると思いますが、

これまでの知見を参考に、仮説をたてての試験です。

 

仮説をたて、検証する。

うまくいかなければ、またいろいろ考えて仮説をたて、また検証する。

技術の世界ではこれがとても大切なのです。 

 

失敗を恐れず、仮説をたて、検証し、また次のステップに向かう。

仮説はあくまでも仮説。

 

楽しみです。

2009年2月15日 (日)

種まきの季節

またまた種まきの季節がやってきました。
私はキンポウゲ科の植物にとても惹かれます。
デルフィニウム、クレマチス、ラナンキュラス、ヘレボラス等を素材として個人的に
育種をやってます。

外部からいろいろ頼まれており、それに応えるため 
いろいろ考えなければなりませんが、難しいのでとにかく播く。
播かないと始まりませんから。

でも、時間が足りね〜

2008年12月24日 (水)

Burbank

アメリカの植物育種家ルーサーバーバンク。
育種に携わる人で知らない人はいないと思います。
こういう人を天才と呼ぶのでしょうか。
Cimg3811Cimg3812
この本はバーバンクの行った仕事の記述です。
初版が1955年なので旧漢字が使われており、とっても読みにくいです。
それでも、書かれてることはとても深いものがあります。

2008年3月 2日 (日)

Ranunculaceae

ローカルブリーダーと言いながら、育種の話はさっぱりしてきませんでしたので、
ちょっとだけ...。

Ranunculaceae。キンポウゲ科。

私が育種対象にしているのがキンポウゲ科の植物です。
キンポウゲ科の植物に見せられてかれこれ20年。
スタートは学生のときに見た、父親が育てたテッセン(クレマチス)でした。
花ももちろんきれいでしたが、花が終わった後のふわふわがまさに仙人草の名のとおり。

クレマチスと言えばつる性の植物というイメージがあるでしょうが、実は木立性の種類
もあるのです。その種類は宮崎と四国の石鎚山にしか自生していません。
8年ほど前に、その種を採集に宮崎の1,000mの断崖絶壁に挑みました。(800mまでは車でしたけど..)
その血をいれた新しいタイプを作ろうと思っています。

その他にクリスマスローズ、オキナグサ、ラナンキュラス、シュウメイギク、オダマキ
そしてデルフィニウム。
品目が多いと全部に同じ力は注げません。

今のところ興味だけでなく生産により近いものに比重を置いています。
デルフィニウム>ラナンキュラス>クレマチス>>クリスマスローズ>>残りって感じでしょうか。
でもこれはキンポウゲ科の話で別な品目を入れるとまた優先順位が変わるのです。

いい品種ができたら、みなさん是非作ってみてください。
 

種まき、種まき
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2007年10月 8日 (月)

親株定植

育種用の親株を今週定植します。

苗はここまでほぼ順調に生育しました。

今年のデルフィニウム・シネンシス系はブルー、ホワイト、スカイブルー中心。

エラータム系はホワイト、ブルーを中心に選抜する計画です。

雑ぱくな系統はどんな花色か判らないところもありますが、おもしろいものがあったら

残していこうと思います。

 

軸足は生態的な改良に置いていますので、その上での花色ということになります。

今年は良いものができそうな予感がしてます。

2007年9月26日 (水)

育種用親株もうじき定植

育種用の親株もぼちぼち定植です。

形質が固まっているもの、これからのもの様々ですが、楽しみです。

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選抜中のデルフィニウム・シネンシス

右の系統は生育も早く、ボリュームも出る系統。

左と比べると大きいでしょう?播種日は同じです。

これを元にF1化しようかと思っています。