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2010年12月30日 (木)

実生系品種を再考する

ハウスではデルフィニウムの開花がほぼ終わり、1回目の交配も一段落です。

ラナンキュラスは次々と開花しています。 

 

球根植物であるラナンキュラスは現在、組織培養で増殖し、その後ほ場で養成した球根

で栽培をおこなうのが主流です。

自家不和合性であることから、形質や生育の揃った実生系品種を育成するのは

なかなか大変なため、優れた個体を組織培養により増殖し、品種とした方が、はるかに

早く品種が育成できるのです。

 

組織培養はすばやく品種が作れる長所を持ちますが、コストがかかるという短所があります。

また、末端に供給するためには、結局、ほ場に定植し、球根の増殖を図る必要があるため、スターチスのように優良品種を安定して、大量に確保するのがやや困難です。

 

この短所を解決する一つの手段として実生系品種の育成があります。

組織培養による品種のようにまったく同じ形質の個体を増やすことはできませんが、

許せる範囲で揃った品種を作ることは可能です。

 

栄養系での流通が主流の花を実生で流通させる。

実生系品種の利点を再考することも必要ではないでしょうか?

 

既存の実生系品種の中に魅力的な花色や花型がでてきます。

組織培養であれば一株でもあれば品種になるんですけどね....。

 

おっと、すぐに易きに流れようとする濁った精神では良い品種はつくれませぬ。

これを実生系品種で再現する。ここが腕の見せ所です。

 

Dsc03696

Dsc03685

 

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